「っ、ふ・・・」
 こらえようとしてもこらえきれない声。
 こんな声を出すのは嫌なのに。
 だが、目の前の男はいともたやすくそれを強要する。
「強情な・・・・」
 そんな声が聞こえる。
 ザックスはぎっと目の前の男を睨み付けるがそれも大した効果を発揮しない。
「せいとかいちょー、ここどこだかわかってやってんの?」
 それも息が上がってとぎれとぎれになることは否めないが・・・・・。
「生徒会室」
 至極きっぱりとした返事が返ってくる。
「それでこんな場所でこんなことして平気なのかよっ!!」
「禁止はされていない」
 しれっとセフィロスが答える。
「あんたなぁー!!」
 ここ数年で学校はあれる傾向になっていった。
 そこでこの学校で生徒会が自分とこの学園は自分とこで守ろうと結成した。 だから授業には格闘術なんてものがあったりする。
 だけど、だけどなぁ。
 言い分は解るけど。
 生徒会が裏番組織というのは何か間違っていると思うんだけどなぁ。
 ああ、世も末か。
 いわゆる番をはっている実行部隊をソルジャーという。
 表向きは特待生だ。
 それでもって俺とセフィロスがこういう関係に陥っているのはずいぶん前だ。
 何か納得できないぞ。
「くぅ・・・ふ」
 思わず声が漏れ出る。
 いつ誰が来るとも知れない場所というのがザックスを燃え立たせる。
「いつもより感じてるな。そんなにこの場所がいいか?」
「ち、がっ、はぁん」
 突き上げられて思わずセフィロスに縋り付く。
「どう違うというのだ?」
 セフィロスに突き上げられ、ザックスは嬌声を上げセフィロスに爪を立て縋り付く。
「も・・・だ、め」
 セフィロスの胸に頭を押し当てる。
「相変わらず可愛いなお前は」
 快楽に流されて反論する気もない。
「も、やだ。いかせて」
 潤んだ瞳でセフィロスを見上げる。
 健康的な日に焼けた肌が快楽に染まっている。
 艶めかしい情景だった。
 それを無視してザックスの腰を抱え突き上げる。
「やぁっ、セフィ・・・セフィロスっっっ!!!」
 ぐちゅぐちゅ。
 聞くに耐えない音が部屋に響く。
 ザックスがセフィロスを締めつける。
「俺、もう・・・」
 腰を揺らし誘う。
 打ちつけるように腰を激しく動かす。
「せふぃ・・・」
「まだだ」
 熱く固くなったザックスのものに指を絡ませる。
「く、ふ・・・」
 びくんと更にザックスの肌が上気する。
 生徒会のものがこんな事を行っているなんていいスキャンダルだ。
 見つかったら身の破滅。
 そのことをセフィロスだって知っているはずだ。
「やっ、そんな奥・・・」
 セフィロスがザックスの奥へと突き上げる。
「くぅぅぅぅっっ、あん、やぁっっ」
 銀色の髪を掴む。
「あ、んた・・・いい加減に・・・・」
 俺はこんなとこを見られんのなんてまっぴらだからな。
「我が侭な奴だ」
「我が侭〜!?だれがぁ!?」
「お前に決まっているだろう」
「あんたなぁっ!!!」
「別に私は知られてもかまわんが」
「それ本気?」
 嫌そうな瞳で問いかけてくる。
 瑠璃色の瞳。
「ああ」
 思わず溜息がこぼれ落ちる。
 そして甘い声も。
「んんっ」
 もう限界。
 頭を振ると同時に長い黒髪も揺れる。
 痛みと快楽。
 長年の友人と躯を重ねる。
 しかも同性の。
 不道徳もここに極まりだ。
 いくら男子だけだからって。
 女子と男子は基本的に別れている。
「もうやっ!セフィ・・・」
 いっそうセフィロスはザックスの内壁に締めつけられる。
 ぐちゅぐちゅと淫猥な音がザックスを攻め立てる。
「そんなにいいか?こんなに締めつけて・・・」
「あっふっっ」
 こんな声なんて出したくないのに。
 セフィロスは声を出すことを要求する。
「聞かせろ」
「やだ・・・あっふっんんっ」
 もう意識も何もかもとんでしまいそうだった。
「セフィ・・・お願いだからぁ・・・!!!」
 強すぎる快感は拷問と同じだ。
「お願いだから、いかせてぇ!!」
 頬に涙が伝う。
 彼の強情な恋人はここまで持ってくるのが一苦労だった。
 もとから素直になればよいものを。
 そう苦笑する。
 だが、自分もそこがいいと思っているのだから救いようがないのかも知れない。
 躯の隅々まで知り尽くした彼の弱いところを凶器で攻め立てる。
「くっふ、んんんっ!」
 奥の奥まで届いてセフィロスで躯の奥までも一杯になる。
「ああああっふっ、やぁぁん、セフィ・・・!!」
 ザックスは前に手をかけられるとすぐに何度目かわからない絶頂に達した。
 ついでセフィロスもザックスの達した後の内壁の締め付けによってザックスの中へと吐情する。




「ん・・・」
 気がつくとセフィロスが身支度を整えているところだった。
 目の前の男はもう一片の乱れもない。
 たいして自分はどろどろのぐしゃぐしゃ。
「気がついたか」
 ぼーっと見ていたら声をかけられる。
 頭がはっきりしない。
「お前誘っているのか?足りなかったのか?」
 とんでもないことを言われていっきに覚醒する。
 乱された衣服。
 しどけなく開いた脚。
 ザックスは急いで脚を閉じ、自分も身支度を閉じようと衣服に手を伸ばす。
「あ・・・」
 見る見るうちに顔に朱がのぼる。
「どうした?ああ、零れたのか」
 細い両足に先ほどセフィロスを受け入れた箇所からセフィロスのものがこぼれ落ちる。
 生暖かいその感触。
 日に焼けた密色の肌に白い液体。
 とんでもなく猥褻な光景だった。

 セフィロスはしゃがみ込んだザックスに歩み寄る。
「立てるか?」
 こんな情事の後が解る格好をして困るのは自分である。
 ザックスはセフィロスに手伝って貰い、寮へと帰途についた。
「っ、ふ・・・」
 こらえようとしてもこらえきれない声。
 こんな声を出すのは嫌なのに。
 だが、目の前の男はいともたやすくそれを強要する。
「強情な・・・・」
 そんな声が聞こえる。
 ザックスはぎっと目の前の男を睨み付けるがそれも大した効果を発揮しない。
「せいとかいちょー、ここどこだかわかってやってんの?」
 それも息が上がってとぎれとぎれになることは否めないが・・・・・。
「生徒会室」
 至極きっぱりとした返事が返ってくる。
「それでこんな場所でこんなことして平気なのかよっ!!」
「禁止はされていない」
 しれっとセフィロスが答える。
「あんたなぁー!!」
 ここ数年で学校はあれる傾向になっていった。
 そこでこの学校で生徒会が自分とこの学園は自分とこで守ろうと結成した。 だから授業には格闘術なんてものがあったりする。
 だけど、だけどなぁ。
 言い分は解るけど。
 生徒会が裏番組織というのは何か間違っていると思うんだけどなぁ。
 ああ、世も末か。
 いわゆる番をはっている実行部隊をソルジャーという。
 表向きは特待生だ。
 それでもって俺とセフィロスがこういう関係に陥っているのはずいぶん前だ。
 何か納得できないぞ。
「くぅ・・・ふ」
 思わず声が漏れ出る。
 いつ誰が来るとも知れない場所というのがザックスを燃え立たせる。
「いつもより感じてるな。そんなにこの場所がいいか?」
「ち、がっ、はぁん」
 突き上げられて思わずセフィロスに縋り付く。
「どう違うというのだ?」
 セフィロスに突き上げられ、ザックスは嬌声を上げセフィロスに爪を立て縋り付く。
「も・・・だ、め」
 セフィロスの胸に頭を押し当てる。
「相変わらず可愛いなお前は」
 快楽に流されて反論する気もない。
「も、やだ。いかせて」
 潤んだ瞳でセフィロスを見上げる。
 健康的な日に焼けた肌が快楽に染まっている。
 艶めかしい情景だった。
 それを無視してザックスの腰を抱え突き上げる。
「やぁっ、セフィ・・・セフィロスっっっ!!!」
 ぐちゅぐちゅ。
 聞くに耐えない音が部屋に響く。
 ザックスがセフィロスを締めつける。
「俺、もう・・・」
 腰を揺らし誘う。
 打ちつけるように腰を激しく動かす。
「せふぃ・・・」
「まだだ」
 熱く固くなったザックスのものに指を絡ませる。
「く、ふ・・・」
 びくんと更にザックスの肌が上気する。
 生徒会のものがこんな事を行っているなんていいスキャンダルだ。
 見つかったら身の破滅。
 そのことをセフィロスだって知っているはずだ。
「やっ、そんな奥・・・」
 セフィロスがザックスの奥へと突き上げる。
「くぅぅぅぅっっ、あん、やぁっっ」
 銀色の髪を掴む。
「あ、んた・・・いい加減に・・・・」
 俺はこんなとこを見られんのなんてまっぴらだからな。
「我が侭な奴だ」
「我が侭〜!?だれがぁ!?」
「お前に決まっているだろう」
「あんたなぁっ!!!」
「別に私は知られてもかまわんが」
「それ本気?」
 嫌そうな瞳で問いかけてくる。
 瑠璃色の瞳。
「ああ」
 思わず溜息がこぼれ落ちる。
 そして甘い声も。
「んんっ」
 もう限界。
 頭を振ると同時に長い黒髪も揺れる。
 痛みと快楽。
 長年の友人と躯を重ねる。
 しかも同性の。
 不道徳もここに極まりだ。
 いくら男子だけだからって。
 女子と男子は基本的に別れている。
「もうやっ!セフィ・・・」
 いっそうセフィロスはザックスの内壁に締めつけられる。
 ぐちゅぐちゅと淫猥な音がザックスを攻め立てる。
「そんなにいいか?こんなに締めつけて・・・」
「あっふっっ」
 こんな声なんて出したくないのに。
 セフィロスは声を出すことを要求する。
「聞かせろ」
「やだ・・・あっふっんんっ」
 もう意識も何もかもとんでしまいそうだった。
「セフィ・・・お願いだからぁ・・・!!!」
 強すぎる快感は拷問と同じだ。
「お願いだから、いかせてぇ!!」
 頬に涙が伝う。
 彼の強情な恋人はここまで持ってくるのが一苦労だった。
 もとから素直になればよいものを。
 そう苦笑する。
 だが、自分もそこがいいと思っているのだから救いようがないのかも知れない。
 躯の隅々まで知り尽くした彼の弱いところを凶器で攻め立てる。
「くっふ、んんんっ!」
 奥の奥まで届いてセフィロスで躯の奥までも一杯になる。
「ああああっふっ、やぁぁん、セフィ・・・!!」
 ザックスは前に手をかけられるとすぐに何度目かわからない絶頂に達した。
 ついでセフィロスもザックスの達した後の内壁の締め付けによってザックスの中へと吐情する。




「ん・・・」
 気がつくとセフィロスが身支度を整えているところだった。
 目の前の男はもう一片の乱れもない。
 たいして自分はどろどろのぐしゃぐしゃ。
「気がついたか」
 ぼーっと見ていたら声をかけられる。
 頭がはっきりしない。
「お前誘っているのか?足りなかったのか?」
 とんでもないことを言われていっきに覚醒する。
 乱された衣服。
 しどけなく開いた脚。
 ザックスは急いで脚を閉じ、自分も身支度を閉じようと衣服に手を伸ばす。
「あ・・・」
 見る見るうちに顔に朱がのぼる。
「どうした?ああ、零れたのか」
 細い両足に先ほどセフィロスを受け入れた箇所からセフィロスのものがこぼれ落ちる。
 生暖かいその感触。
 日に焼けた密色の肌に白い液体。
 とんでもなく猥褻な光景だった。

 セフィロスはしゃがみ込んだザックスに歩み寄る。
「立てるか?」
 こんな情事の後が解る格好をして困るのは自分である。
 ザックスはセフィロスに手伝って貰い、寮へと帰途についた。